あしかがフラワーパーク入園券付き東武「春の花めぐりきっぷ」 館林のつつじも見頃に

東武鉄道は、「あしかがフラワーパーク」(栃木県足利市)などへのお出かけに便利な「春の花めぐりきっぷ(足利)」を発売します。

あしかがフラワーパークの満開の藤の花(イメージ)(kazuma19850807/写真AC)
あしかがフラワーパークの満開の藤の花(イメージ)(kazuma19850807/写真AC)

日本を代表する花のテーマパーク「あしかがフラワーパーク」では、藤の花の見頃に合わせて「ふじのはな物語〜大藤まつり2021〜」が開催されます。園内では樹齢160年におよぶ600畳敷の藤棚を持つ大藤や、長さ80mの白藤のトンネル、きばな藤のトンネルなど350本以上の藤が咲き誇ります。夜にはライトアップも行われ、まるで別世界にいるような幻想的な光景はここでしか味わえない体験です(ライトアップ期間については事前に公式サイトでご確認ください)。

「春の花めぐりきっぷ」は、発駅〜茂林寺前駅間の往復割引乗車券と、乗り放題のフリー区間乗車券(茂林寺前駅〜足利市駅間および館林駅〜佐野駅間、路線図は下図を参照)、さらに「あしかがフラワーパーク」入園券がセットになったおトクなきっぷです。特急列車を利用する場合は特急券が別途必要です。足利市駅〜あしかがフラワーパークのシャトルバス代金や、JR足利駅〜あしかがフラワーパーク駅間の運賃はきっぷに含まれていません。きっぷには大人用と小児用がありますが、あしかがフラワーパークは4歳から入園料がかかります。小学生未満の方は直接窓口で入場券を購入する必要があります(入園料は入園日により異なります)。

発駅は、浅草駅〜久喜駅間、杉戸高野台駅〜南栗橋駅間、小村井駅〜亀戸駅間および大宮駅〜船橋駅間の各駅です(押上駅を除く)。利用期間は2021年4月17日(土)〜5月23日(日)および5月24日(月)〜31日(月)で、期間により発売額が異なります(主な駅からのおねだんは下図を参照)。利用日の1か月前から前売り発売も行われます(前売り発売開始は4月16日(金))。発売箇所は発駅範囲の東武線各駅のほか、東武トップツアーズ各支店および浅草駅旅行センターでも発売されます。

【図表で解説】東武 「春の花めぐりきっぷ(足利)」

フリー乗車エリアでのもう一つの花の名所「つつじが岡公園」(群馬県館林市)では、100以上の品種の約1万株のつつじが咲き誇り、毎年「つつじまつり」が開催されます(「春の花めぐりきっぷ」にはつつじが岡公園の入園券は含まれていません)。来園記念として、つつじ映像学習館受付で「春の花めぐりきっぷ」を提示すると、館林市マスコットキャラクター「ぽんちゃん」のタオルがプレゼントされます(なくなり次第終了)。また、つつじが岡公園周辺施設できっぷの提示による特典も受けられます。

つつじが岡公園で咲き誇るツツジの花(イメージ)(上州太郎/写真AC)
つつじが岡公園で咲き誇るツツジの花(イメージ)(上州太郎/写真AC)

また、「春の花めぐりきっぷ」利用期間中、春の花を存分に楽しみながら足利・館林の2つのまちを楽しめる「春の花めぐりスタンプラリー」も開催されます。スタンプを集めると抽選でもらえるオリジナル賞品も用意されています。